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「人生の勝算」を読んで

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筆者は、最近話題の前田裕二さん。日本の実業家で、動画ストリーミングサービス、SHOWROOM株式会社代表取締役。

この本は前田さんの子供時代から、SHOWROOM開設に至るまでのエピソードと前田さんの人生観について書かれている。

この本で繰り返し言っているのは、「人生のコンパス」を持てということ。これは人生の向かうべき目標を持つこと、選ぶこと。選ぶということは、何かを代わりに捨てること。人生の質を上げるには、選択と集中が必要。そして見極めが大切。これができると自然とモチベーションが上がる。

次に、コミュニティの大切さにも述べている。コミュニティつまり人間関係の成功には後天的な努力が最も重要。そして人と良い関係を築くには、まず相手のことを好きになることが重要。他人の良いところ、感謝できるところを見つける。人に好かれるのは難しくても、人を好きになるのは自分の問題、自分でコントロールできる。

そして、この本で特に感じたのは前田さん自身がとても熱い人。そして熱くなれと言っている。プライドを捨てる。何が最も大事か、それの最適解は何か、その為に必要なことだけ考える。続ける。当たり前な事を続けることで最終的に大きな差をつくれる。逆境は糧になる。努力とやる気次第で、人はどんな高みにもいける。夢は全力で手を伸ばした1mm先にある。失敗する人は、どれほど夢に近づいたか知らない人。

やはり、軸を持っている、自分を持っている人はカッコいいし、迷わないからそうなりたいと思う。コミュニティ、交流の面では、今後自分は留学する予定なので参考にすべき点が多くある。人をまず好きになる。意外とこれが自分には難しそうだが、良い関係を築くためにはとても効果的だと思う。自分のことを好きな人を、自分は絶対に嫌いにならないと思うし、相手もそうだと思う。今後、留学生活を確立する上で実践していく必要がある。そして、まず確固たる目標を定めて、それを第一に行動できるようにしたい。以上「人生の勝算」を読んでのメモでした。

本 : 人生の勝算, 前田祐二

※画像はAmazonから